top of page

Acerca de

下記の痛みの正体は関節付近の筋肉や腱の硬直

肩こり、ムチ打ち(ほとんどの場合で腱の損傷はない)腰痛、首や背中の痛み、肘、膝、指の痛み、寝違い、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、神経根圧迫、膝等の軟骨のすり減り、腱や靭帯の部分断裂、ファセット椎間関節症候群、脊椎関節炎、腰仙移行椎、脊椎分離症、二分脊椎、脊椎すべり症、脊柱側彎症、テニス肘、変形性関節症、軟骨軟化症、変形性膝関節症、踵骨棘、四十肩、五十肩、軟部組織疾患、腱鞘炎、線維筋痛、筋筋膜炎、線維組織炎、腱炎、尾骨痛、神経腫、足底筋膜炎、多発性単神経炎、TMJ顎関節症候群、各種関節炎。

 

すべての痛みは関節付近の場合筋肉と腱の炎症です。

その炎症が起こる理由は:

1.患部付近の筋肉と腱が硬直していることで血流が阻害されている。体がそこに炎症を起こすことで血流を整えようとする。

 

2.血液が澱んでいてスムーズに流れない。その部分に炎症を起こして細い血管を拡張させて血流を促そうとすることからの炎症。

 

3.体液が酸性に傾いている。乳酸などの酸性物質がたまり、患部が固くなり1.と同じ理由で炎症が起こる。

 

4.動かすことを怖がって、痛みの部分から力を抜けないでいることで1.の硬直がある。

 

5.あるいは、1から4の理由で、侵害受容器が刺激されて“脳”で痛く感じている、

が痛みの主な理由です。

このように、関節付近の筋肉や腱、筋膜が硬く痙攣したり、血液が汚れていたり、体液が酸性であることによって血のめぐりが悪い箇所の血の流れを確保するための炎症が痛みの正体です。筋肉がけいれん、収縮、緊張し、血流障害が起きて“筋肉や腱の炎症”が痛みなのです。なので、骨折や大規模な腱の断裂をのぞいて、全て構造的な問題ではありません。

Heading 6
Image 4-13-23 at 12.54 PM.jpg

78歳女性のMRIの映像。4箇所にわたる椎間板ヘルニア、及び進行性の変形性脊柱関節症脊

狭窄症、神経根症と骨減少症。骨はずれており、軟骨は押しつぶされている。

治療の手立てがないといわれ大型病院からの紹介でジュジュべクリニックに来院後、

すぐに痛みは消え今は元気に歩いている。

 

痛みの本質を理解するための覚書

関節内の骨の間には軟骨と滑液しかなく、軟骨が磨り減っても骨には痛みを伝える神経がなく、軟骨には神経も血管もない。軟骨が完全になくなり骨が擦りあう場合でも骨には神経がない。(痛みを感じる繊維膜は関節の外にあり、骨と骨の間にはない)

神経根を圧迫した場合、麻痺にはなるが痛みにはならない。

脊柱は強靭な硬膜でまとめられており、自由に前にも横にも動く。

MRIにも映っているように、ずれた骨は一定の方向に筋肉の収縮で引っ張られて動いただけであり、痛いのは収縮した筋肉に出た炎症で“ずれた骨”“圧迫された神経”または“つぶれた軟骨”自体が痛いわけではない。

 

痛いのは炎症した筋肉と腱で、この炎症は、結びついている骨を移動させるほど強く収縮(緊張)した筋肉の硬直による筋肉内部の血流不足により引き起こされている。

 

つぶされている軟骨(カートリッジ)には痛みを伝える感覚神経は存在しない。

またカートリッジ(椎間板)が飛び出して神経根に触れても柔らかいので神経を押しつぶすことができない。また仮に押しつぶしたとしても、その場合神経は麻痺するので痛みの原因にはならない。骨などによる神経根圧迫は麻痺にはなるが、筋肉をリラックスさせることで緊張がなくなり圧迫はなくなる。

 

このように痛みは骨、軟骨、神経ではなく、患部付近の筋肉や腱の炎症

痛みの自然消滅のためには、痛みはただの血流障害による“筋肉や腱の炎症”なので、実は問題はないという事を理解し、リラックスしてその部分から力を抜く。

 

そして痛みの原理を理解して怖がらず、固めずに力を抜いて動かしていくと日に日に痛みが軽減される。このとき、動かせば動かすほど筋肉は強くなるという理解と、動かした事による筋肉痛を悪い痛みと勘違いしないことも大切。

 

関節や骨が"ずれる"とか"外れる"というような間違えた考えをしない事。なぜなら関節は最初からソケット状に連結しておらずかみ合ってもいないことを理解する。これらを理解して怖がらないことは、筋肉を硬直させないために大切なポイントです。

 

精神面のストレスは交感神経の働きで筋肉を緊張させるので痛みの原因になります。

本質を理解し安心した後に、心に注意を移してみる。何かストレスになっていることはないか、緊張や怒りはないか、悲しみや心配はないか。これらのマイナスの感情がある場合は、心を改善していくことも大切なポイント。なぜなら自律神経を交感神経緊から副交感神経に変えることが筋肉や腱の硬直を和らげるのに不可欠だからです。

 

痛みの本当の原理を理解して、安心して動かし痛む部分を“守る”事を止めた時、筋肉に必要以上に力を入れないで動かす事ができるようになる。同時に、筋肉に流れる血液循環が改善されて、炎症は瞬時に消えて痛みは緩和しずれた骨も元に戻ります。

そして血液が汚れている人や酸性物質が多い人は、日々の食事を改善させること。またデトックスにより酸性物質を排出させて血液の環境を良くすることも大切です。骨や関節、カートリッジなどの過去のダメージ修復も、その部分の筋肉を硬直させないことで血流が確保され治癒していきます。

                            ジュジュべクリニック

                                                                                                                     東洋医学博士

亀井士門

Let’s Work Together

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
  • Instagram
Thanks for submitting!
bottom of page