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新型コロナウィルスの原因と治療法|感染経路や症状について

1. 新型コロナウイルスの感染経路は空気感染するインフルエンザとは違い、飛沫感染によって広がるので閉鎖した空間が危ない

2. 生気論で言うと、細胞が逆分化して解体するときに菌やウイルスが出来る

3. 体内でウイルスを発生させないように、肉食や甘いものを控えて、穀菜食をして血液をきれいに保つ

  1. 更新2020.08.17:この時代を生き抜くために

  2. 新型コロナウィルスの原因や症状とは?

  3. 薬を使わない新型コロナウィルスの治療法とは?

  4. 新型コロナウィルスの目安の治療期間は?

  5. 新型コロナウィルスの治療で特に気を付けないといけない事は?

  6. 新型コロナウィルスの治療は薬を併用してもいい?

  7. 新型コロナウィルス予防の体質作りで特に気を付けないといけない事は?

  8. 新型コロナウィルスのQ&A

  9. 新型コロナウィルスの追加記事

この時代を生き抜くために

近年、人の体に備わっている免疫機能を上げることが注目を浴びています。多くの医学コラムや免疫力に関する話題において「細菌こそが病気の原因」とし、ワクチンを世界に浸透させたルイ・パスツールと、反対に「体内環境こそが健康を左右する」とし、ホメオスタシス観念の生みの親である生理学者のクロード・ベルナールとの違いが比べられます。

現代医学は、パスツールの理論によって急性の細菌感染の治療には成果をあげてでいるものの、糖尿病やがんなどの重病の治療は患者の健康と精神状態に依るところが大きいと認められて来たことも、パスツールとベルナールの対照的な理論が今尚取り上げられている理由の一つでしょう。

一説によるとパスツールが亡くなる直前に「ベルナールは正しかった。病原はたわいもなく、土壌(体の環境)が全てだ」と言ったともされます。この真相はさておき、人間の自然免疫に関心が高まっていることはとても大切なことです。そして、成人の大半が現代病とも言える様々な慢性病を患い、それを克服するにあたって最重要課題の一つであると言えるでしょう。

ただでさえ健康である事が難しい現代社会において、2020年の新型コロナウィルスはそれに追い打ちをかけるどころか、多くの人々の生活が脅かされています。私たちは仕事と安全の二者択一を迫られ、数字に一喜一憂する日々が続いています。しかしながら、私たちの健康は本当に自分たちでは守れないのでしょうか。メディアで発表されている内容は全て正しく、それに沿わない内容は全て間違っているのでしょうか。

一例をあげると、毎晩ニュースで報告される新型コロナウィルスによる死者数について考えてみましょう。4月16日に世界保健機構 (WHO) が発表したガイドラインは医療機関に対して「亡くなった患者が新型コロナの陽性結果あるいは、陽性の疑いがある場合は、その他の直接的な死因であっても新型コロナによる死亡として報告する様」に要請しており、それに基づき死亡数が世界中で統計されています。

 

WHO:本文リンク


これを受けて、日本の厚生労働省も6月 18 日 に似た内容を全国の医療機関に通達しており、「新型コロナウイルスの陽性者であれば、入院中の死亡は厳密な死因を問わず、新型コロナウィルスによるものと報告する様」に指示しています。

厚生労働省の死亡認定指針:本文リンク


しかし、コロナウイルスの検査に使われているPCR技術の開発者であり、ノーベル賞受賞者でもあるキャリー・マリス博士が生前訴えていた様に、PCRテストはとても感度が高く、ウイルスが崩壊した後の遺伝子の断片も複製してしまうため、感染していなくても陽性と出る問題があります。

高精度のPCRテストを使っている以上、陽性・陰性の識別だけでなく、本来は陽性結果のCt値 (Cycle Threshold)に基づいて患者を識別する具体策が取られるべきであり、世界的にはそれが全く行われていないどころか、一部の学者を除いて議論すらされていません。つまり、「陽性=感染」ではない事をまず念頭に置く必要があるのです。この事を新型コロナウィルス死亡認定の指針と重ねた場合、懸念すべき点は、PCRテスト数と比例した正確な感染者と死者の数字が出るのかということです。

これを踏まえて、自然免疫機能を正常に保っておくことは重要です。西洋医学はワクチンによる獲得免疫ばかりを宣伝しますが、私たちには何百万年も培った自然免疫があります。先天性免疫とも呼ばれ、私たちが生まれた時から持っている体を守る作用で、新しいウイルスや菌からも身を守ってくれているのです。

自然免疫を保つには、まず清潔で規則正しい生活を心がけ、正しい食事を摂ることです。感染したウイルスは体内の細胞質を材料にして作られるので、偏った食事で細胞を病的にすることは避けましょう。肉食などでタンパク質を摂り過ぎると、血液が汚れて体が酸化するので逆効果になる可能性があります。自分の細胞を健康に保つことこそがウイルスの活発化を防ぐので、血液をきれいにする食生活を心がけてください。

また、アーシングをしっかりと行うこともお勧めします。裸足で土や草を踏み体を大地と繋げることで、体内に溜まった静電気を排出し地中の自由電子を受け取ることで自然免疫が正常化されるのです。アーシングに関しては、当院からエルゼビア医科学ジャーナルでも発表しています。

また同時に太陽光(紫外線)を浴びてビタミンDと抗菌ペプチドを体内で作り出すこともとても大切です。適度の日光浴は肌の色にもよりますが、日焼けする半分の時間を目安とします。ウイルスを乗り越えるために自然免疫を活発にすることは、森下敬一博士やベルナールの考えに基づきます。

昨今のコロナ禍において、現状に対して受け身にならず、私たち一人一人が情報を取捨選択し、家族を守るために最善の策を講じるべきです。巷にはフェイクニュースや陰謀論も飛び交い、何を信じて良いのか見極めが難しくもあります。信憑性が高いとされるニュースや専門家の言葉をどの程度受け入れるか、それに対して自然免疫を主役とするか、全てがその個人にかかっているのです。

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新型コロナウィルスの原因や症状とは?

一般的な医療の認識では、新型コロナウイルス感染症は過去にヒトで感染が確認されていなかった新種のコロナウイルスが原因と考えられる感染症です。

 

一般的な認識での細菌とウイルスの違いは、細菌は自己の細胞を持ち、自身で増殖できる生物の特徴を持つのに対し、ウイルスはRNAかDNAしか持たないことから自己で増殖できません。このことからウイルスは生物と非生物の境界にある部類とされています。

 

風邪のような症状を発症させるウイルスには、ライノウイルス、コロナウイルス、インフルエンザウイルス、エンテロウイルスなど様々な種類があり、今回WHO(世界保健機構)がCOVID−19と命名した新型コロナウイルスは、RNAウイルスです。RNAウイルスは宿主の細胞に自己の分身を注入して細胞質の中で増えて行き、一方、DNAウイルスは原則として宿主の細胞核のなかで増殖するという定義になっています。

 

現代医療の予防や治療は、頻繁な手洗いとマスクの着用、きちんと栄養を補給して十分な睡眠をとり体調を整える事、また、ワクチンやその他の治療薬が使われます。

 

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると新型コロナウイルスは、現時点(2020年2月23日)で中国を中心にした世界の地域で7万8,811人の感染者を出し、2,462人の死者を出しています。

 

コロナウイルスの特徴を活かした対処法

新型コロナウイルスの発生源とされる武漢では、感染患者を隔離病棟に収容する処置がとられてきました。

しかし、ウイルス研究の国際的第一人者の一人でありながら、出身地の沖縄で抗ウイルス作用を持つ植物の研究開発に取り組む、根路銘国昭(ねろめ くにあき)先生によると、新型コロナウイルスは、空気中に長時間浮遊し空気感染するインフルエンザとは違い、飛沫感染によって広がるので隔離病棟などの閉鎖した空間に患者を閉じ込めることは逆効果だそうです。

 

つまり閉鎖した空間に患者を閉じ込めるとウイルスの培養になってしまうので、閉鎖した病院では爆発的に感染が広がった事実があるとしています。この観点からは、患者の隔離によって次々と感染者が出ている横浜港に停泊させたクルーザーでの対処状態も懸念されます。

 

新型コロナウィルスでは、ウイルスを守る外殻(エンベロープ)にある棘が、脆弱で空気中ですぐに脱げてしまうため、1〜2メートルも飛べば死滅してしまうようです。なので一番良い対処方法は、窓を開けてウイルスを外に放り出すことで、室内で処理する方法は、1%の界面活性剤を噴霧するだけで済み、手洗いなども石鹸を使うことでウイルスの膜が溶けるので効果があるようです。また、コロナウイルスは冬の寒い季節に活発になる風邪ウイルスなので、季節が変わり気温が上がると生きていけない理由から、終息は近い可能性にも言及しています。

 

解明されていないウイルスの原因

同博士は、数十億年の進化の歴史を辿ってきたウイルスのことを、私たちはまだほんの一部しか理解してないとも言われているように、ウイルスは一般的には生物と非生物の間の部類とされており、果たして生物なのか非生物なのかと言う議論が未だに繰り返されている状態です。

 

また、ウイルス発生の起源として「細胞退化説」、「細胞脱出説」や「独立起源説」などがあり、これらは全て仮説の域を出ない事から、実は現代医学や微生物学では、ウイルスの起源、つまりどのようにしてウイルスが派生するのかについてさえも解っていないのです。

 

これはウイルス学を含む現代生物学が「機械論」という物質的観念で生命を見るために、生命という現象そのものを見誤っているからです。なのでウイルスの生命性を検討する前に、まず生物学や医学が生命に関する定義の基本を正さねばならないのです。これからは「生気論」という目に見えない非物質的な、氣や宇宙エネルギーなどの形而上の現実も関与させた生命科学の視点に正すことにより、適切な答えが出るのだと思われます。



 

生気論によるウィルスの原因

一方、国際自然医学会の森下敬一博士のウイルスへの見方は、生気論に基づいています。森下自然医学によると人間の体は、腸で食べ物を材料に血球細胞を造り、そしてその血液細胞が体細胞へ発展するという遠心性分化発展のプロセスと、その逆の細胞逆分化によって解体する求心性の発展プロセスがあるとしています。代謝として同化作用と異化作用を繰り返す事で、我々は生命を維持するのですが、細胞が逆分化して解体するときに菌やウイルスが出来るとしています。

 

細胞核にはDNAが沢山あり、それ以外の細胞質にはRNAが多くあることより、細胞核由来のものはDNAウイルス、細胞質由来のものはRNAウイルスとなる所以です。また、ウイルスは腸内で食材が消化される過程でその食材を作り上げる細胞もウイルス化するので、腸内でも発生するとしています。

 

この観点から見ると、動物や人々は皆違うDNA・RNAを持っている事から、自然界では膨大の種類のウイルスが存在するように見え、毎年のように新しいウイルスが現れるように見えるのも当たり前のことです。ウイルス自体が元は自分の細胞なので、人類とウイルスの永遠の戦いに終わりはないとする考えは誤りであることが挙げられます。

 

森下自然医学の見方では、ウイルスは自己生産であることから、食べ物や血液の状態が悪い人々は潜在性感染症によるリスクが高かまり、一方で正しい食事法や血液の状態が良い人は、病原性の微生物に感染しても大部分は免疫系が働いて発症することはないと言うことです。

 

機械論の医学による化学薬品やワクチンでウイルスに対抗している現代でも、新型コロナウィルス以外にもインフルエンザの猛威にも苦戦している現状があります。

 

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、2019年から2020年の2月8日までにインフルエンザ感染はアメリカ国内だけで、2600万人を超えると推測されており、25万人から44万人の入院患者を出し、1万4千人から3万6千人の死者を出したと伝えています。世界保健機構(WHO)によると、ヨーロッパ及び、西、中央、東アジアで感染が増えているそうです。このことをみると、自然医学の考え方も参考にすることは大切なことであると言えます。

 

 

薬を使わない新型コロナウィルスの治療法とは?

1.頻繁な手洗いとマスク着用:特に季節が暖かくなり終焉の可能性が出てくる季節までは、このウイルスは咳やくしゃみによって飛散する飛沫感染であることから、石鹸による頻繁な手洗いをおこない、マスク着用(特に感染した人は)する事。

2.血液を汚さない正しい食事や睡眠で体調を整えること:森下自然医学の見方では腸の中の環境が悪い場合や、血液の質や体質全体が弱っていると発症しやすいとします。この観点からの日々正しい体づくりを実践する正しい食事という意味は、肉食や甘いものを控えて、穀菜食をして血液をキレイに保つことです。また、発酵食品を摂ることで腸内細菌叢を改善させて腸と血液の状態を良好にしておくことも大切です。これはコロナウイルス以外のインフルエンザウイルスの対応にも大切な観点です。

3.家の通気を良くしてウイルスを不活性させる:国際的なウイルス学者である根路銘先生は、コロナウイルスはエンベロープが弱いので、空気中ですぐに死滅する特徴を活かす勧めを指摘します。(注意:インフルエンザウイルスの対応ではありません)

4.毎日外で裸足になりアーシングを行う:アーシングとは、外で裸足になることで、体内の静電気が地中に排出され、同時に地中の自由電子が体内に充電されて免疫機能が上がり、病気の予防になる健康法です。アーシング研究所では、毎日アーシングすることで、免疫が細菌やウイルス感染に強くなることを確かめています。

5.室内ではダカッパvG7水をエッセンシャルオイルと混ぜて加湿器で噴霧する: 大阪府立大学大学院生命環境科学研究科 獣医学専攻獣医免疫学教室の渡来 仁 獣医学博士は、新型コロナウイルスよりも生存力が強いネコカリシウイルスを用いた(TCID50「50%組織培養細胞感染率を比べる」)実験において、ダカッパvG7水による抗ウイルス効果を立証しました。また、各種エッセンシャルオイル、特にペパーミントは抗菌・抗ウイルス作用が世界中で確認されています。よってダカッパvG7水とエッセンシャルオイルを扱うジュジュべクリニックでは、これらを混ぜた溶液を加湿器で噴霧することを勧めています。

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6.治療法は、ミネラルや各種栄養素が入ったデトックス剤「ラア」、漢方薬、CBDカヘキリ、とホールフード栄養錠剤等は、予防と治療に役立ちます。また、スクレーピングクレオパトララップアーシング鍼治療、カッピング、ポラロミセラピー、頭蓋調整などの治療、運動療法としてジュガは、免疫機能を高める事、また、ウイルスに対応するリンパ球を促進させる副交感神経を優位にさせることから、ウイルス感染への予防と治療として効果的であると考えられています。

新型コロナウィルスの目安の治療期間は?

新型コロナウイルスの予防や治療には目安の治療期間はありません。特に冬場の寒い時期は上記の「薬を使わない予防や治療」を積極的に行ってください。

新型コロナウィルスの治療で特に気を付けないといけない事は?

最近新型コロナウイルスの話題がニュースの大半を占めるようになり、テレビや新聞、ネット上でもフォーカスが当てられています。特にネット上では様々な話が拡散され、中には混乱を呼ぶような情報も混ざっている状態です。いろいろな情報によって恐怖心を感じていたりすることはそれだけでも免疫機能を低下させる恐れもあります。新型コロナウィルスの特徴を理解した正しい対処法を試みることや、ウイルス全般の本質も理解して、深い原因を根本的に正していくことを心がけて頂くことで気分的にも楽になることも心身の健康上で大切なことです。

新型コロナウィルスの治療は薬を併用してもいい?

アロハ医学の「薬を使わない予防や治療」は、薬を使用しない方法を提示しておりますが、もちろん薬を併用しても安全に行っていただけます。

 

新型コロナウィルス予防の体質作りで特に気を付けないといけない事は?

十分な栄養をとるという予防法の点で従来の現代栄養学に基づくと、高タンパクな食事や肉食を勧める傾向があると思われます。しかし高タンパクな食事や肉食は、腸の中の環境を悪くし、血液の質を悪化させる元凶です。

森下自然医学の見方では、ウイルスに感染しない方法は、体内でウイルスを発生させない方法です。肉食や甘いものを控えて、穀菜食をして血液をきれいに保ち体調を整えることです。これはコロナウイルス以外のインフルエンザウイルスの対応にも大切な観点です。

新型コロナウィルスのQ&A

ハワイ大学 生物学専攻の学生からの質問

 

Q.「コロナウィルスに負けない体を作るためにちゃんと体を強く鍛えたいですが、どうすれば良いのでしょうか?」

A.「この(コロナ)ウイルスは心配いりません。肉を食べすぎず、穀菜食中心でミネラル多くとり、アーシングをする事。なぜそういうかというと、ウイルスにはDNAウイルスとRNAウイルスがあり、このコロナウイルスはRNAウィルスです。なぜなら私たちの細胞核にはDNAが豊富なのでそこからはDNAウイルスが繁殖し、細胞質にはRNAがあるので、細胞質からRNAウイルスはできます。ようするに、コロナが細胞内に入って繁殖する時、新たなたくさんのウイルスの材料になるのは、所詮私たちの細胞質であるという事です。

 

ウィルスはタンパク質でできてますが、自分自身の細胞のタンパク質でできているのです。コロナの場合は細胞質のタンパク質が材料です。だからコロナウィルスは自分の分身であり、単なる細胞の逆分化現象のカケラなのです。

ようするに血液が澱んで病的な人はそもそも細胞も病的ですので、ウイルス感染後ウイルスが暴発して生態的にも結構な影響を受けるが、血液が浄化させれて細胞がキレイな人はウイルスが壊滅的にはでません。風邪程度で済むのでしょう。

もちろん今の話は一般的に言われていることではないのですが、これが私の見解です。ウィルスに負けない体を作るという意味はそれ即ちウイルスを作らない体を作る事です。」

 

新型コロナウイルスだけでなく、どのようなウイルスでも「自然免疫」を上げることが重要になります

新型コロナウイルスのパンデミックにより、専門的な情報もが混乱している中、まず確かなことは免疫機能をあげておくことが重要であるという点です。

体の免疫には、自然免疫(しぜん免疫)と獲得免疫(かくとく免疫)があります。自然免疫は、先天性免疫や基本免疫とも呼ばれ、私たちがはじめから持っている体を守る作用で、ウイルスや菌から身を守ってくれます。
獲得免疫は、後天性免疫や適応免疫などとも言われ、今まで経験したことがないウイルスや菌と戦うために相手のことを学んで記憶した上で機能する免疫です。獲得免疫ができると、次に同じ菌やウイルスに出会ったときにすぐに改善できるとされています。

新型コロナウイルスは新型であることから、体の免疫からすると未知の敵であるとみて、多くの免疫学の専門家はこれに対して獲得免疫こそが大切と考えるのです。このことから国を挙げて獲得免疫の研究が行われ、ワクチンや抗体の開発に躍起になります。この結果として、もう一方の自然免疫のことを忘れがちになります。

しかし、免疫学の第一人者である、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之教授は、新型コロナウイルスの現状では、自然免疫の作用が功を成している点を指摘しています。現在国々の対策でウイルスを封じ込めて、なるべく拡散を抑える方法が良かったことで中国でも感染者が激減しているとは言えど、集団免疫を考えるときに専門家が獲得免疫ばかりに頼ろうとすることを懸念されています。

なぜなら、自然免疫にもなんらかの「記憶」があり、獲得免疫に頼らなくても自力だけで、ウイルスを追い出してしまう人々がいてもおかしくないという訳です。中国の感染激減の現状(2020年3月末の時点)を見ても自然免疫が働いたことに他なりません。実際に中国・武漢の人口とその感染者数を見ると、ワクチンもない状態で、どう多く誇張しても10人中9人には感染しなかったことになります。しかし、これはウイルスに全く触れなかったとは考え難く、逆にかなりの人々が何らかの抵抗力(自然免疫)をすでに持っていたと考える方が妥当だそうです。

当クリニックでも自然免疫を上げることをお勧めしています。生物始まって以来ウイルスは存在しているので、人類にはこれとうまく付き合うために自然免疫を上げるための昔からの知恵があります。それは、日頃から食べ物や自然薬を使うことによる自然免疫を高めるための暮らしの知恵で、ニンニクやショウガを使用する方法などが知られています。

また各国で生薬やその他の自然薬も使用されてきたことで、人類はウイルスの猛威を乗り切ってきたのです。ヨーロッパではホメオパシー薬が使われると同じように、東洋医学にもウイルスによる症状を緩和する漢方薬はたくさんあり、「清肺排毒湯」という漢方薬は、現在の中国においたコロナウイルスの治療にも大活躍しています。
これらの伝統医学の方法は全て自然免疫機能を促進するものです。しかし、獲得免疫に重点をおく研究者からは価値がない話になってしまうので、これらの方法は、現代社会では非医学的な情報であることになってしまいがちです。なのでこの有効性に関してもメディアではあまり報じられず、ワクチンなしで獲得免疫がなくても、自然免疫で切り抜けている現状も多くの人が知らないのだと思われます。

例えば3月ごろには、お茶を多く飲むことでコロナウイルスが改善するという情報がネット上で駆け巡りました。その記事では、茶の中に含まれるメチルキサンチン(Methylxanthines)、テオブロミン(Theobromine)、テオフィリン(Theophylline)が、ウイルス性の肺炎に効果があるとして拡散されたのです。お茶に含まれるこれら3つの化学成分は、肺の薬理学で認められている成分であり、メチルキサンチンは、気管支用の医薬品にもなっているものです。

しかし、現在突拍子もない新薬から人工ウィルス説、生物兵器説まで偽りか真実かわからない情報にあふれている中で、このお茶による改善情報が緊急ニュースとしてCNNで放映されたというデマ情報と一緒に流れたということもあり、世間はこれを全くの根拠がない偽りの話ということにしてしまいました。世界中の専門家が、二十四時間体制でウイルスを撃退すべく獲得免疫をつける方法を模索している最中に、お茶で症状が良くなるなどあり得ない話であると一蹴したのです。

お茶を飲むことで治るというような誇大広告を否定するのは仕方ないにしても、その科学的な薬理効果までもが完全否定されることではないはずです。なので自然免疫の未知なる力で新しいウイルスへの免疫を整えつつ、その間の補助として様々な自然の薬理作用を活かしていくという自然体の発想が大切なことではないでしょうか。

ワクチンや新薬等による獲得免疫の研究には脚光があたり、自然免疫が脇役に落ち着いてしまう状況の中で、やはり自分の体を守るのは自分しかいません。医療機関だけに頼らずに、自分でコツコツと自然免疫をつけることが最良であると思われます。

ウイルスの侵入経路として喉や気管支以前に、口内の上皮細胞からの侵入も懸念されていますので、塩水を使って毎朝うがいをしましょう。家に帰ってきた時も手を洗います。
様々な生活習慣を見直して、真実性が強い民間療法の知恵は取り入れるべきです。当クリニックでは、自然免疫の促進のため、前途のお茶などはもちろんのこと、例えば蜂の巣の中にあるプロポリスなどは抗ウイルスと抗菌作用がありますので、朝一番で口内に含ませておくこともお勧めしています。また、ペパーミントなどの抗ウイルス効果が知られてるエッセンシャルオイルを一日数回鼻で吸い込み、上咽頭部分と気管支に達するように深く呼吸するのも良いでしょう。

自然免疫を上げるには、やはり正しい食事を摂ることです。体力をつけるために肉食やタンパク質を多く摂ると、血液が汚れ体が酸化するのでかえって逆効果になる可能性があります。RNAウイルスは体の細胞の細胞質を材料にして作られるので、誤った食事で細胞を病的にすることは避けて、自分の細胞を健康に保つことこそがウイルスを活発化させないことです。なので血液をきれいに保つ食事を心がけてください。

またストレスはウイルスを活発にすることはよく知られているので、毎日心地よい気持ちで過ごしてください。そして自然免疫を高めるには早寝早起きを心がけてください。

加えてとても大切なのはアーシングをしっかりと行うことです。裸足で庭に出て体を大地に接地することで、体内に溜まった静電気を排出し、同時に地中の自由電子を受け取ることで自然免疫が上がることは、当院からも医科学ジャーナルとして大手出版社から発表しています。また新型コロナでの臨床はまだないにしても、肺炎の患者さんがアーシングを行ったことで劇的な回復があった経験的症例も関連機関から報告されています。

新型コロナウイルスには、今の所空気感染はないと言ってもミクロの飛沫が問題になっており、一時間以上空中にさまようこともあると分かってきました。この感じですとウイルスが霧吹きの飛沫のようにすぐに下に落ちてしまうわけではなく、しばらく空気中を漂うので、さらに注意が必要になると思います。
よって人間の密集を避けて一定の距離を保ち、自分が飛沫を発生させないように、皆がマスクを着用するエチケットこそとても大切なことであると言えます。そして空間の風通しを良く保ち、エッセンシャルオイルを室内ディフューザーで噴霧させておくことをお勧めします。

もしも喉の具合が悪くなった時は、早めに民間医学の自然薬や漢方薬を使って治療し、不調や熱が続くようなら病院機関に相談することも大切です。

ところで、ウイルスの根本的な発生源として、人間による森林をはじめとする自然破壊、過密社会、肉食の広がりそして動物実験などが挙げられています。動物実験に使われるサルに潜伏しているウイルスがストレスにより再活性化しウイルスが発生することは多くの研究者も指摘するところです。獲得免疫のためのワクチン開発のために行われる大量な動物実験でウイルスが漏れ出る可能性は多大な脅威であると言えます。なのでリスクがある獲得免疫の研究に囚われすぎないようにし、リスクがない自然免疫の研究にも力を入れて行くべきです。

今回のウイルスで人類活動が大幅に規制されたことで環境が浄化されていることが証明されたように、残念ながら人類は温室効果ガスの元になる二酸化炭素を増やして地球温暖化などの自然災害をも作っているのです。土壌汚染に海洋汚染や空気汚染、そして放射能汚染もあります。新型コロナは生物兵器でないにしても、実際にこのような研究があること自体、人類文化の存在意義そのものに疑問が出てくる事柄です。
今回の大災害を皮切りに、我々の持つ文化の過ちを訂正し、本当に人々が健康になる自然免疫を促進する医学を持って、環境も改善する文化に生まれ変わることのきっかけになることを願います。

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